僕が子どもたちに伝えたい大切なこと
「先週よりヘタになってるじゃん…!」
そんなツッコミから始まった、ある日の練習。
もちろん、笑いながら言ったんですけどね。でも心の中では、本気でちょっとショックだったんです。
たった1週間、ボールを握らなかっただけで、子どもたちの動きがガタッと落ちている。キャッチボールの距離感も、バッティングの感覚も、何かがズレてる。これは技術の問題というより、「続けること」の大切さを身をもって感じた瞬間でした。
だからこそ、あらためて強く思ったんです。
“続けることの意味”を、どうにかして子どもたちに伝えたい。
勝っても負けても、続けることにこそ意味がある
野球って、本当に不思議なスポーツです。
昨日ホームランを打ったと思ったら、今日は三振の山。昨日のヒーローが、今日はエラーで落ち込んでる。そんなことが日常茶飯事なんですよね。
でも、だからこそ言いたい。
「続けていれば、必ず“その日”はやってくる」ってこと。
今日の試合でノーヒットだったとしても、1週間後の試合で3安打打てるかもしれない。今日は守備でボロボロでも、次の試合では誰よりもファインプレーを決められるかもしれない。
でもね――。
その“次のチャンス”に立つためには、練習をやめちゃダメなんです。
たった1日休んだだけでも、カラダはすぐにサボり癖を覚える。たった1週間ボールを触らなかっただけで、感覚は鈍ってしまう。うまくなりたいなら、強くなりたいなら、やっぱり一番の近道は「続けること」なんです。
続けることで見えた景色がある
僕自身、小学2年生のときに野球を始めました。
そのまま中学、高校、社会人へと続け、気づけば野球歴は30年以上。そして、38歳になって、まさかの全国優勝を経験しました。草野球のクラブチームではありますが、全国大会の頂点に立てたんです。
しかも、チームの4番として。打撃成績はキャリアハイ。今でも夢だったんじゃないかと思うことがあります。20代の頃は、まさか自分が30代後半で自己ベストを出せるなんて思ってもいませんでした。
でも、地道にコツコツと、時にスランプにも苦しみながら、それでもグラウンドに立ち続けてきたからこそ見えた景色だったと思っています。
「継続は力なり」って、よく聞く言葉ですけど――
あれ、ホントです。冗談抜きで。
途中で辞めていたら、絶対に味わえなかった喜び。年齢を重ねても成長できるってことを、自分の体で証明できた気がしています。
子どもたちに贈りたい言葉
今の子どもたちにとって、うまくいかない日はとにかくつらい。
エラーしたら、ベンチで涙がにじむ。三振したら、バットを持つのが怖くなる。自分は下手なんじゃないかって、心の奥で感じてしまう。でもね、そういう日は大人にもあったんです。
だからこそ、今の子たちには伝えたい。
「今うまくいかなくてもいい。とにかく続けよう」って。
才能の差なんて、正直ちっちゃな差です。継続できるかどうかの方が、よっぽど大きい。
僕の役目は、「才能の有無」をジャッジすることじゃありません。
たとえ下手でも、たとえ失敗ばかりでも、
それでもグラウンドに立ち続けようとする子たちの背中を、全力で押すことだと思っています。練習で空回りする日もあるでしょう。試合で悔しくて泣く日もあるでしょう。でもそれも、野球の一部。どれもすべて、君たちの大事な財産になる。
一緒に前を向いて、歩いていこう
これから先、勝ったり負けたりを繰り返しながら、きっと子どもたちは少しずつ成長していきます。
僕もそのそばで、ともに悔しがり、ともに笑いながら、この「最強ヘタッピ軍団」の未来を信じて歩んでいきたいと思っています。目の前の一打席に一喜一憂するのもいい。でも、どうか“続けた先にある未来”も、信じてほしい。失敗しても、立ち上がってくれる限り、俺はずっと味方でいます。
さあ、また今日も練習だ。昨日よりちょっとだけ上手くなる、その一歩を一緒に踏み出そう!


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[…] 『続けることが大事』なので、頑張ります! […]