【夜間秘密特訓はじめてみました】父と子の静かな挑戦

俺のひとりごと
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突然ですが…秘密特訓、始めました

ええ、なんだか怪しげなタイトルですが(笑)、これは我が子と二人三脚で取り組む、静かでささやかな挑戦の話です。

正直に言うと、うちの子はチームの中でもとびきり上手いわけではありません。
キャッチボールひとつとっても、「ん?今の、狙って投げた?」と思わず聞きたくなるくらい、まだまだ不安定。

特別足が速いわけでもなければ、打球が外野を抜けるようなパワーもない。
いわゆる“野球センス”ってやつも、今のところまだ目覚めていないようです(笑)

でも、だからこそ親として不安にもなったんです。

このまま何もしなければ、きっと本人がどこかで「自分は下手なんだ」「自分には無理かも」って思ってしまうんじゃないか。
誰かにバカにされた言葉が、心に刺さったまま抜けなくなってしまうんじゃないか。

それが一番イヤだった。

野球の技術なんて、正直あとからいくらでも伸ばせます。
だけど、「自分はやれるかもしれない」「もっと上手くなれるはずだ」っていう気持ちだけは、今のうちに育ててあげたい。

その気持ちが爆発して、ある晩、ふとこんな声が口から出ました。

「よし、夜に一緒にやるか」

親の愛と覚悟がにじんだ(つもりの)ひと言で、
わが家の“秘密特訓”がスタートしたのです。


練習メニューは超シンプル。でも気持ちは熱い

場所はもちろん自宅前。音も出せないし、スペースだって限られています。

だからこそ、やることは超・基礎的。

  • 音を立てずに転がす「静音ゴロ捕球」
  • 静かにフォームを確認する素振り
  • 初動だけに集中したごく短いミニダッシュ(走り出し3歩限定)

たったこれだけ。でもこれが、バカにできないんです。

むしろ、これくらいがちょうどいい。野球の土台って、こういう“地味な積み重ね”の上にあるんだと、改めて実感しています。

夜な夜な30分。短いようで濃密な時間。

「あ、今日はグローブの出し方がちょっと良かったな」
「素振り、昨日よりもバットがスムーズに出てきたな」

そんな小さな変化に、親子でニンマリする。
それだけで、なんだか一日の疲れがすっと消えていくんです。


誰にも言っていません。これ、うちだけの秘密。

この秘密特訓、チームの子にも親にも内緒です。

別に隠したいわけじゃない。
ただ、これは“見返してやる”ための特訓じゃなく、“我が子の心に火をつけるための時間”だから。きっと世の中には、夜の住宅街でこっそり子どもを見守っている親御さんが他にもいると思うんです。

うっすら灯る街灯の下、素振りを見守るお父さん。

道路に転がったボールを拾ってあげるお母さん。

他人から見たら何の変哲もない光景かもしれないけど、そこには確かに、「親子の本気」があります。


継続は、きっと力になる

僕は、うちの子にプロになってほしいとか、甲子園に行ってほしいとか、そんな夢を押しつけるつもりはありません。

でも、「どうせ自分なんて」って心を閉じる前に、「ちょっとだけ頑張ってみようかな」って思えるようになってほしい。そして願わくば、数年後にこう言ってくれたら最高です。

「おれさ、あの時お父さんとやってたの、けっこう楽しかったよ」


というわけで、「継続は力なり」を合言葉に、これからも我が家の秘密特訓、続けていきます。

焦らず、無理せず。でも、一歩ずつ着実に。

さあ今日も、夜のグラウンド(と呼んでいる家の前)へ。
行ってきます!

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