伝わる言葉で伝える
子どもたちを指導するうえで、常に意識していることがあります。それは
「伝わる言葉で伝える」
ことです。技術的なことを言葉で教えるとき、大人には通じる表現でも、子どもたちにはなかなか伝わらないことって多いんですよね。
だからこそ、これまでにもいくつか“キャッチーなフレーズ”を使ってきました。
- 捕って!蹴って!投げる!
- かめはめ波!
そして、今回新たに生まれたのがこれ。
名付けて『ゴリラステップ』!
目的は捕球体勢に入る直前のステップ動作の習得。多くの子どもたちは、
「グローブをつてけない方の足(かかと)」から着地し、
「グローブ側の足」が地面に着くと同時にグローブを出す、
という一連の動きがちょっと苦手なようです。これをなんとか伝えられないかと試行錯誤した結果「ゴリラっぽく動いてみよう!」と伝えてみたところ、思った以上にスムーズに動けるようになりました!
ステップは『ウ!ホ!』右投げの子であれば、
- 「ウ!」で右足
- 「ホ!」で左足&グローブ
軽くかがみながら、リズムよくステップすることで、自然と体勢も低く、動きも柔らかくなってきます。
何より、子どもたちの顔が笑ってる!
楽しみながら練習できるって、すごく大事です。小走りからの〜「ウホッ!」このゴリラステップがある程度できるようになってきたら、次は「バウンドに合わせる動き」に挑戦。
いきなりステップだけやるよりも、
- まずはダッシュ
- 小走りでペースダウン
- ウホッ!
これでバウンドのタイミングにも合わせやすくなり、ぐっと実戦的な動きに近づきました。
遊び心が、伝える力になる。ふざけているようで、ちゃんと意味がある。
それが“遊び心のあるフレーズ”の力だと思っています。
指導者側の「伝えたい」を、子どもたちの「楽しい」に変換する。
そんな橋渡しになるような言葉を、これからも工夫していきたいと思います。

